・場の構造論。場は単独で存在し得ない。いくつもの場が互いに影響を及ぼし合い、一定の構造をなすことで例えばクオークなどの物質構成因子を形作る。此の際、場とは空間の歪みといってもよい。
すなわち、質量も空間の歪みに起因する。

・アドレスが替わったので、一応書いておく。
mikendo@nexyzbb.ne.jp　興味を覚えた方。いい加減なことを書くなというお叱り、メールいただければ幸いです。

・宇宙は場によって構成される。場の構成最小単位は空間である。

下記の文章は、実はある漫画の文章の引用である。著者は、佐藤史生。代表作は、ワンゼロ、夢見る惑星、宿り木。など。SFと民族神話の混じったような、カルト的な漫画が多い。引用したのは、ワンゼロの続編から。ワンゼロの主人公は、その裂くひんを通し、人でありながら、神でもあり、魔でもあるという、無敵状態になるが、油断して、民族神話の罠にはまり、魔であった友人たち：今は普通の人間：に助けを求め、彼らの集合的無意識のなかのストーリーによって救い出される。タ末を求める手段が、絵はがき。魚が描かれ、そして、
例の文章がしたためられている。
従って、クワンがどこの国の民族信仰に登場するのか、実は私にも判らない。
色々調べたけど。
ただ、個人的には荘子内編の鯤のことではないか、と思っている。読みがコン、即ちクワンである。

・この世は、決して眠らぬ魚の見る夢だ。この魚を、クワンという。

・量子の存在は、虚数空間を前提とする。存在しないものを前提としなくてはならない存在。それがこの世の構成要素である。

・神の実在、神の非在。結果としては世界、宇宙は変わらない。たとえ神が実在のものとして、それは擬人化された神ではないだろう。人間の願いをかなえるために、神は、いない。

ここしばらくサボっているが。このブログに興味を覚えた方は、下記までご一報を。
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・以前「デカルトを越えて」という本を読んだことがある。フランスの著名な科学者十数人に、科学ライターがインタビューを行ったものだ。その本で感じられたのは、技術科学の進歩の可能性と。基礎科学の閉塞感。幾人かの科学者は西洋科学の限界を明言し、東洋思想:たとえば、老荘思想：に次のステップを模索している。その息苦しさを感じたことがある。

・日本人の科学者は、「科学者だから神を信じない。」という人が多いが、ヨーロッパでは、神学、哲学、科学は同じひとくくりのものであった伝統が長い。「神の恩寵の顕在化」が科学の使命だったのだ。ニュートン、パスカルは進学者であり、アインシュタインも神を信じていたから、不完全性定理に異を唱えたのだ。